▼▼▼
トップに戻る サークル「山鳩」とは? 懐(恥ず)かしい写真がたくさん… 三船敏郎ゆかりの里・鳥海 事務局について 毎日更新! 相互リンク募集中!



事務局の独り言【2010年10月】
このコーナーは2009年12月からスタートしました。開始以来毎日更新しています!



バックナンバー
'09年12月
'10年1月 '10年2月 '10年3月 '10年4月
'10年5月 '10年6月 '10年7月 '10年8月
'10年9月 '10年10月 '10年11月 '10年12月

1日〜10日 11日〜20日 21日〜30日



No,333 #2010年10月31日(「鳥海で国際交流」
国際教養大学昨日の夜は、国際教養大学の学生4人が山鳩会館を訪れました。今日、山形県最上町で行われる峠サミットのアトラクションで、鳥海地域で古くから伝わる「天神あやとり」を舞うためで、地元の天神集落とのコラボ出演のようです。AIU(国際教養大学)秋田応援団が天神あやとりを演じるようになったのは、当時の秋田応援団の代表である下田君が鳥海地域を訪ねて習得したのがはじまりで、その彼は国際教養大学の大学院に籍を置きながら由利本荘市の非常勤職員として働いています。そのような縁で、山形県と秋田県と宮城県を挟む峠で結ばれている6市町が集まる峠サミットのアトラクションに出演するため、午前7時に鳥海総合支所前を出発して行きました。今回訪れた4人は、AIU秋田応援団の代表の宮城県出身の神さんとイギリス、カナダ、台湾の各留学生で、神さん以外は初めての訪問でした。山鳩のメンバー4人と近所の方1人の5人で、片言で通じる日本語で色々なことを質問したり、質問されたりしながら楽しいひとときを過ごしました。鳥海地域に住んでいながら、各国の方々と交流する機会はなかなかありませんので、貴重なことだと考えているのは私だけでしょうか?次回は11月2日に、古代米の脱穀作業に来た3人が再び訪れ、にかほ市の獅子ケ鼻湿原で鳥海マリモなどを見学する予定です。
ページの先頭へ戻る


No,332 #2010年10月30日(「老人の憩いの場を目指しA」
12月の開業を目指す「ほほえみの里」鳥海地域に、新たな老人福祉施設が誕生することは以前(NO,269)お知らせしましたが、その全貌が見えはじめてきました。施設の名は「ショートスティほほえみの里」で、株式会社ベストファミリー鳥海(小坂和則社長)が運営します。入所の定員は20名で、要支援の方から介護度5の方までが一定の期間利用できる施設です。職員は、施設長(管理者)をはじめ、生活相談員、看護師、栄養士、介護員など20人程度の職員で、お年寄りの方々のお世話をすることになるようです。11月中に他施設への研修を実施しながら、12月1日の開業に向け準備を進めているようですし、内覧会も予定していますので日程が決まりしだいお知らせします。施設内は、4人部屋が3室と2人部屋が3室、個室が2室の合わせて20人の定員となっています。高気密高断熱の構造を採用し、24時間一定の温度で施設内を保ちますし、厨房内も一切火を使わないオール電化となっていますので、お年寄りには安心して生活することを可能とします。国道108号沿いに建設された「ショートスティほほえみの里」が、皆さんに末永く愛され利用されることを願いながら、温かく見守って行きたいと思っています。
ページの先頭へ戻る


No,331 #2010年10月29日(金) 「学生との交流」
脱穀作業後の交流会で学生との交流:国際教養大学の皆さんとは、AIU(国際教養大学の略)秋田応援団を通じ交流しているわけで、このコーナーでも何度(NO,179、231、277、305、320、327)か紹介しています。特にお世話になっているのが、高校受験対策事業(NO,277)で塾の講師として英語を担当していただいており、既に4回が終わり延べ9人の学生が山鳩会館を訪れています。中学生からも好評のようで、和気藹々の雰囲気の中で楽しそうに学んでいます。そして、古代米の作付けから稲刈り、脱穀作業と頑張ってもらった農作業も楽しそうに取り組んでいました。初めて挑戦した鳥海登山でも、途中から悪天候に見舞われましたが参加した4人全員が山頂まで無事に登頂を果たしました。山鳩会館では、鳥海地域の伝統芸能である「天神あやとり」も舞っていただきましたし、また県内各地でPR活動も実施しています。今年から始まったばかりの交流が、このように展開していることは嬉しいかぎりであり、今後も細く長く続けて行きたいものだと考えています。明日も4人の学生が、山鳩会館を訪れて泊まっていきます。31日に山形県最上町で開催される「峠サミット」に、鳥海地域の方々と一緒に午前7時に出発するため、お金の無い大学生にとって無料で世話になれる山鳩会館は貴重なのかも・・・。何よりも若い学生の考えや意見を聞けることが、私たちにとってかけがえのないもののような気がしてなりません。
ページの先頭へ戻る


No,330 #2010年10月28日(木) 「上伏見の作祭り」
上伏見集落営農の皆さん鳥海地域は、農業を基幹産業とする中山間地域ですが、私の住む上伏見集落は35世帯の中で農業を営んでいる世帯は6戸と、少ない集落となっています。鳥海総合支所(旧役場)があり、近くには魚屋や雑貨屋、飲食店、スナックなどの商店が並ぶ集落で、以前は薬局や文房具屋、呉服屋もありましたが現在は無くなりました。ここ山鳩会館も以前は呉服屋さんで、昭和50年代までは賑わっていたようです。その農業を営んでいる6戸が集まって、10月17日(日)の午後3時から「作祭り」と称して、伏見会館で飲み会がありました。1年の農作業の疲れを癒し、出来秋を喜ぶ集まりでしたが、私といえば古代米の脱穀作業に追われ時間に間に合いませんでした。1時間ほど参加して、サークル山鳩のメンバーと国際教養大学の学生が待っている山鳩会館に戻るため、慌ただしく行ったり来たりしました。作祭りでは、2年交替で当番を決めて準備や進行をしますが、今年の当番はビンゴゲームを準備していたので、その1時間でゲームをやって終わったため、農業の会話もできないまま帰りました。今年の稲作は一様に悪かったようで、喜べない作祭りとなったようでしたが、来年に向けての反省点や今後の農業のあり方などについて議論し、遅くまで杯を交わしたようでした。7時半過ぎに伏見会館から電話がありましたが、既に泥酔状態の私は遠慮させていただきました。
ページの先頭へ戻る


No,329 #2010年10月27日(水) 「ライトの点灯は早めに」
交通安全活動を展開する川内支部役員午後4時を過ぎると少しずつ暗くなり、4時半になるとすっかり暗くなる時期を迎えました。この時期、この時間帯で危険なのが交通事故で、10〜12月の午後4〜7時の時間帯の交通事故が突出して多くなっています。由利本荘市交通安全協会川内支部では、10月16日に役員の皆さんがJA秋田しんせい鳥海支店前に午後4時に集合し、夕暮れ時における早めライト点灯指導を実施しました。各自が「ライト早め点灯」と書かれた旗を持って、午後4時半から通り過ぎる車に向かって見せると、ほとんどの車が点灯してくれるのですが、中には無視して通り過ぎるドライバーもいます。別に電気料金がかかるわけでもないので、早めに点灯した方が安全だと思うのですが・・・。特にお年寄りは、自分を見えているものだと思い込んで道路を横断することがありますので、ドライバーが気づかないで走行し重大な事故になることもあります。鳥海地域には、昨日の夜から霰(アラレ)混じりの冷たい雨が降っています。黒い傘をさして道路を横断している方は、特に見えにくいので気をつけなければなりません。車を運転するドライバーも、道路を通行する歩行者もお互いに相手を思いやる気持ちさえあれば、交通事故を未然に防ぐことは可能です。皆さんも、早めのライトの点灯にご協力ください。川内支部の事務局を担当している私からのお知らせでした。
ページの先頭へ戻る


No,328 #2010年10月26日(火) 「山鳩HP開設1周年」
稲刈り前の鳥海山昨年、サークル「山鳩」のHPを作製してしてから今日で丸1年となりました。サークル「山鳩」の30周年記念式典並びに祝賀会を開催したのが昨年の10月18日で、その節目を祝ってHPを作製することになって1週間後の10月26日には出来上がっていました。その後も、毎日のように更新に協力してくれているS君には、感謝の言葉しか出てきません。我が家で採れた新米や野菜、山菜などをお土産に差し上げる程度で、全くのボランティアで協力いただいています。特に、事務局の独り言のコーナーは12月3日から毎日更新していますので、かなりの負担をかけてしまっていることでしょう。出勤前や退社後に更新しなければならないので、毎日となるときつい作業だと思われますが今後ともよろしくお願いします。ところで、1年間のアクセス数を見てみると「17,063」となっていました。これを365日で割ってみると、1日当たりのアクセス数が46.7となりますので、約47人の方から毎日見ていただいている計算になります。サークル「山鳩」の紹介として、会員への連絡として、同級生への近況報告として、知り合いへの自己紹介として、家族へのメッセージとして活用できるHPは、これからも色んな活用法がありそうです。そのためにも、S君には末永くお付き合いいただきたいですし、色んな場で交流を深めていきたいものです。皆さん、今後ともご愛読を・・・。
ページの先頭へ戻る


No,327 #2010年10月25日(月) 「古代米の脱穀作業」
古代米をハーベスターに入れる女子大生昨日は、延び延びになっていた古代米の脱穀作業を実施しました。国際教養大学の鈴木さん、安友さん、山本さんの3名が来てくれ、沼倉代表をはじめ二十歳の会からも3名、そして山鳩のメンバーも3名で、それに近所の方や親戚が集まってくれ総勢14名での作業となりました。ハサから降ろした古代米は、3週間に渡って天日にさらされた割りには乾燥状態がイマイチでしたが、ハーベスターによってワラと籾に分別されました。ワラは10把ずつ束ねられ、軽トラックに積み込んで畜産農家に運んでいきました。10時過ぎから始めた作業を1ハサの上で上機嫌な山本さん時間で終え、早い昼食を採ってから一気に作業をすることにし、沼倉代表が採ってきたキノコのみそ汁と小豆の赤飯、古代米の赤飯、山菜の煮物、漬け物で昼食としました。一足早い古代米の赤飯に、初めて食べる方が多いせいか感動していたようでした。再び作業を続け、女子大生はハーベスターに稲を入れる作業を黙々と続けていましたし、ハサに上がって稲を降ろす勇敢な者もおり、一応に楽しんでいたようでした。思っていたより収量もあり午後2時には全ての作業が終了し、山鳩会館に移動して女子大生と山鳩のメンバーで反省会を開催。帰りの車は、フォレスタ鳥海で絵画展を開催している相馬さんにお願いし、国際教養大学まで送ってもらいました。後は籾すり作業だけとなりましたが、今週中には終えたいと思っています。
ページの先頭へ戻る


No,326 #2010年10月24日() 「拓道展の開催」
矢島高校卒業生による拓道展昨日(10月23日)から明日まで、矢島高校の卒業生OBで組織する拓道同窓会(松田訓会長)が主催した「拓道展」が、同校で開催されています。昨日は、矢島高校の学校祭「矢校祭」もあり賑わっていましたが、私は腰痛の治療を終わってから行ったので、午後2時を過ぎており学校祭は終わっていました。拓道展も午後2時まででしたが、少し覗かせていただきました。初めて開催した展示会には、卒業生18人から51点の作品が寄せられていました。その中で目をひいたのが、第16期(昭和41年)卒業生の加藤新市さんの油絵でした。由利本荘市内に住んで活躍している方だそうですが、市内の風景を如実に表現しており、特に雪景色の田圃と山あいを描いた「雪静日」は、見る人を引きつけるものがありました。そのほかにも鳥海山や子吉川などを描いたものがありましたが、どれも素晴らしい作品でした。そして、第48期(平成10年)卒業生の佐藤洋介さんは、少年サンデーに連載中の「オニデレ」を描いている漫画家で、私の記憶では旧由利町出身だと覚えています。単行本も発刊しており、外国語(台湾とタイ)向けのものも出版していました。今後益々活躍が期待される方ですので、漫画を愛読している方はチェックしてみてください。そのほかにも写真や文化刺繍、書道などの作品が展示されておりますので、是非ご覧いただきたいと思います。
ページの先頭へ戻る


No,325 #2010年10月23日() 「相馬氏の絵画展」
フォレスタ鳥海での相馬氏の個展10月18日からホテル・フォレスタ鳥海において、相馬大作氏の絵画展が開催されています。相馬氏のことはこのコーナーで何回も紹介していますが、秋田県内の各地を訪ねて風景画家として活躍している方です。本人の紹介では「行く先々で出会う軟らかい風景を多く描き、朝日や夕陽、水面に映る光などが好きで水辺のある場所によく出かけます。写実的な表現ですが“光”や“香り”、“あたたかさ”など時間がいくら過ぎてもかわらないその場所の「印象」を描き込んでいます。」と、書かれています。人柄が絵に現れるように、優しく話しかける相馬さんの語り口は、まさしく軟らかい風景を描くには適した方だと感じました。会場には10点ほどの絵が飾られていますが、秋田市や男鹿市を描いた絵のほか、にかほ市から見た鳥海山や花立高原を描いたものなどがあります。残念ながら鳥海地域の絵は、まだ飾られていませんが、明日には何点か持ち込むことになっていますので、是非ご覧いただきたいと思います。また、手ごろな価格で販売もしていますので気に入った方は、その場でお買い求めもできます。農繁期の体の疲れをフォレスタ鳥海の温泉で癒し、風呂上がりは相馬さんの絵で心の疲れを癒してください。きっと、月曜日から張り切って仕事に取り組めることでしょう。話しは変わり、明日は延び延びになっていた古代米の脱穀作業を実施しますので、午前10時まで田圃にお越し下さ〜いネ。
ページの先頭へ戻る

No,324 #2010年10月22日(金) 「高校受験に向けて」
国際教養大学の学生さんの授業昨年から始めた高校受験対策事業は、ちょっと硬い表現で分かりづらいのですが、簡単にいうと来春に高校を受験する中学3年生を対象にした塾です。鳥海地域の場合、学校以外で勉強を教えてもらいたくても本荘まで行かないと塾はありませんので、家族が送迎できないと通うことはできません。また、経済的にも負担が大きいため、塾通いは限られた子供しか行けないのではないでしょうか?勉強はしたいけど本荘までは行けない子供を対象に、第1、3土曜日の午後2時から5時までの3時間、山鳩会館において9月から実施しているのが高校受験対策事業です。どこからも補助金をいただいているわけでもないので、塾に必要な教材や講師の旅費、送迎車燃料費などの実費を1回当たり一人1000円でやり繰りしています。国際教養大学の学生さんには、全4回とも参加していただいており感謝しております。現役塾講師の草皆君(秋田市)が来てくれるときは一緒にお願いできるのですが、大学生は車が無く送迎をしなければならないので、大学まで2往復することもあります。それでも、情報交換しながら送迎できるので楽しいですネ。元教師の沼倉氏にも、草皆君が都合の悪いときのピンチヒッターとして活躍いただいておりますが、皆さんボランティアでの参加ですので、3時間の授業で1000円という金額でできるのです。有り難い限りですが、これから冬を迎え秋田市からの30`は厳しいと思いますが、よろしくお願いします。
ページの先頭へ戻る


No,323 #2010年10月21日(木)「ミニ同級会」
手前左が帰省した佐藤実先週の金曜日(10月15日)に、東京から久しぶりに鳥海に帰って来た同級生がいたので、恒例のように飲み会を開催しました。秋田市で公立病院の学会があったためで、全国から約3千人の参加者がいたため、後から来ることが決まった同級生の佐藤実は、ホテルが見つからなかったため実家に帰って宿泊したようでした。実から私に連絡があったのが前日(木曜日)の午後8時頃で、風呂に入っていたので携帯に電話があったときは気づかなかったので、後で電話してみたら秋田に帰って来ていて土曜日には帰るとのことでした。ということは、金曜日しか時間がないので、9時は過ぎていましたが携帯で同級生に連絡をし始めました。急遽集まった飲み会でしたが、主役を含めて11人が山鳩会館に集合して賑やかなひとときとなりました。主役以外はサークル山鳩のメンバーで、最近集まる機会が少なかったので、久しぶりに顔合わせのメンバーもいましたので、これから行事を控え良い機会にもなりました。佐藤実は高校時代は山岳部だったので、亡くなった佐々木洋介先生は顧問で親しい付き合いをしていたので、看護師の道を歩むことになったのも先生の指導があり、先生の葬儀に出られなかったことを悔やんでいるようでした。酔ってくると始まってくるのが、東京方面にいる同級生に電話をかけることで、特に携帯電話が普及してからは頻繁にやるようになりました。次の日に携帯の履歴を見て、この人にもかけたんだと気づくことになります。歳をとるに連れ、同級生の良さがしみじみ感じてくるのは私だけ・・・。
ページの先頭へ戻る

No,322 #2010年10月20日(水)「来年に向けての農作業」
母が担当する排水作業今年の稲作は、我が家にとっては最悪の結果となってしまいました。出荷した145袋全てが2等米になってしまいましたし、タンパク値6.5以下をクリアできなかったので、土づくり実証米の加算金の対象にもなることができませんでした。さらに、秋田県の作況指数が94となり6年ぶりの不良となり、我が家もそのまんまの状況で10アール当たり60kgの減量となりました。トリプルパンチを食らった状態ですが、その減収分は約18万円になります。いや、昨年の米がだぶついているため今年の米価は下がっていますので、その分も合わせると20万円は超えるでしょうね。作付け面積が1ヘクタールの我が家でその程度ですが、米を主体としている大規模農家にとって厳しい年になりそうです。それでも、来年に向けての農作業は待ってはくれません。コンバインで刈り取った後の田圃の排水を良くするため、写真のような作業が待っています。11月で78才になる母が少しずつコツコツやっている地味な作業ですが、来年の耕起作業がスムーズにやれるためには田圃を乾き易くする必要があり、この作業は欠かせません。雨水が溜まらないように、鍬やスコップを使って水の通り道を作って、水はけを良くする作業なのです。このような地味な作業は、母がやっている部分が多いため大変助かっています。兼業農家にとっては、高齢者の手助けがないと継続できない状況にあります。
ページの先頭へ戻る

No,321 #2010年10月19日(火)「黒澤・三船のルーツは秋田」
黒澤研究会の皆さんに話しをする野口会長昨日の魁新聞の23面に「黒澤映画の源流・大仙市で発見」の記事が掲載されていましたが、NO,319で紹介しました黒澤明研究会が鳥海地域を訪れた翌日のことを記事にしたものです。今回の秋田へのツアーは、あくまでも黒澤監督の父の生家を訪ねるのがメインでしたので、三船敏郎の父親の生家である鳥海地域を訪問したのは、ついでのようなものでした。それでも、10名の方々が訪れてくれたのは「三船敏郎ゆかりの地・鳥海」で町おこしを考えているサークル「山鳩」にとって、次のステップへ弾みがつくものと考えています。特に、黒澤明研究会に東北で唯一参加している草薙孝悦さんと知り合えたのは、三船敏郎フォーラムの開催を控えているサークルにとって意義のあるものでした。今後は、黒澤明の父の生家である大仙市豊川(旧中仙町)との交流も含め、少しずつ花を咲かせていきたいものだと考えています。今年は黒澤監督の生誕100年の年に当たっているそうですが、三船敏郎の生誕100年までは後10年があります。世界をリードする作品を数多く残した映画界の二人が、共に秋田をルーツとしているのは単なる偶然ではないように思われるし、この事実を秋田県内全体に知れ渡るようにしたいものです。後10年で何ができるか分かりませんが、秋田県を元気にすることも可能のような気がしてなりません。
ページの先頭へ戻る


No,320 #2010年10月18日(月 「鳥海の農家視察」
リンゴをもぎ取る大学生10月16日(土)は、古代米をハサから降ろして脱穀作業を予定していましたが、当日の朝に雨が降ったため中止としました。国際教養大学の学生3名と秋田市のご夫婦が参加することになっていたため、代替えとして鳥海地域内の農家を回ることにしました。最初はリンゴ農家の黒木儀一さんを訪ね、間もなく収穫が始まる「シナノスウィート」のもぎ取りを体験しました。最初に鳥海地域のリンゴ栽培のことや、現在の作業内容の説明を受けてから開始しました。5人とも初めて赤ちゃんをダッコして喜ぶ大学生の経験で、おっかなビックリリンゴを枝から取っていましたが、試食した味に思わず笑顔が溢れました。酸味が少なく甘みが多い味は、ナンか上品なリンゴのように思えましたし、お土産に一人2個ずついただき、喜んで帰って来ました。次は、花卉栽培をしている高橋賢一さんを訪ねました。高橋さんは、来年のために鳥海りんどうの消毒作業中でしたが、リンドウ栽培について説明していただきました。奥さんの千恵子さんがいる作業小屋を訪ねると、孫をあやしながら収穫した菊の手入れをしていました。大学生は子供の方に興味津々で、ダッコして笑顔を見せると喜んでいました。鳥海地域には各分野で頑張っている農家がたくさんいますので、今回のように突然の変更でも視察をお願いできる農家がおりますが、これも、以前産業課で農政を担当していたときの財産と考えています。
ページの先頭へ戻る


No,319 #2010年10月17日( 「黒澤明研究会との交流」
三船本家を訪ねた黒澤明研究会の皆さん昨日は、黒澤明研究会の皆さんとの交流会がありました。午後1時からの予定が30分遅れましたが、紫水館には東京や九州から訪れた同研究会の10人の皆さんが訪れ、サークル山鳩の会員など8人とお互いの活動などについて話し合いました。サークル山鳩の野口会長は、これまで2回開催した三船敏郎フォーラムの内容を含め、三船敏郎と鳥海町の関わりや活動状況などを説明しました。黒澤明研究会は発足してから38年になるそうですが、当時自殺未遂を起こした黒澤監督を励まそうと設立したのがきっかけだそうです。現在では46人の会員で、研究会誌を発行したりツアーを実施したりしているようで、今回の交流会も秋田ツアーの一環で訪黒澤明研究会の皆さんと記念撮影れたもので、今日は黒澤監督の父の生家がある旧中仙町を訪ねて歩くようです。交流会の中でいただいた研究会誌には、三船敏郎の長男である史郎氏との対談があり、この中で父親の生家である鳥海町を紹介しています。史郎氏は数年前に一度だけ鳥海町を訪ねており、本家で亡くなった三船ツエさんの葬儀のときです。次男の武志氏も、昭和44年に三船氏と一緒に鳥海町を訪ねています。今回の黒澤明研究会の皆さんとの交流が、サークル山鳩の今後の活動に結びつけば有り難いと思っています。差し当たって、12月に予定している3回目となる三船敏郎フォーラムのゲストとして、会員の方に参加していただければと思って交渉中です。
ページの先頭へ戻る

No,318 #2010年10月16日( 「紅葉まつり」
10月15日現在の法体の滝今日(10月16日)から第33回法体の滝紅葉まつりが開催されます。鳥海地域の観光名所であ「法体の滝」は、中心地である伏見集落から車で約20分の位置にある名瀑で、百宅集落から車で5分のところにあります。今だからこそ20分で行けますが、33年前の第1回が開催される頃は30分以上はかかったことでしょう。その当時は、上直根から百宅へ超える峠は砂利道の細い悪路で、車同士がすれ違うのにさえ苦労した道路でした。そして、法体の滝まで後1`ほどの2箇所の橋は、眼鏡橋と言って2本の木材を渡した橋で、車のタイヤが外れないか怖い思いをして渡った記憶があります。そして、やっとたどり着いた法体の滝は藪で見えないようになっており、その中をくぐり抜けるとパット目の前が明るくなると勇壮な法体の滝が現れ、訪れた者を歓迎してくれました。今では、道路や滝の前の法体園地もすっかり整備され、観光地として恥ずかしくない名所になりました。その法体の滝で、今日はオープンセレモニーに続いて地元の皆さんによる演芸があり、昼からはナメコが当たる抽選会もあります。明日は、さらに上村あすか歌謡ショーもありますし、風船プレゼントや岩魚釣りもあるようですので、皆さんで行ってみてはいかがでしょうか?私は、昨日行って写真撮ってきましたが、まだちょっと紅葉には早いようでした。来週あたりが見頃かもしれませんが、何より天気が良くなければ楽しくないので晴れるのを祈るしかありません。法体の滝でなべっこを楽しみませんか?
ページの先頭へ戻る


No,317 #2010年10月15日(金) 「秋田の風物詩ババヘラ」
ババヘラアイスを片手に記念撮影先日、秋田国際教養大学の大学祭に行った際に、ババヘラアイスを片手に記念撮影をする親子を発見しました。今や全国に知れ渡るババヘラアイスは、秋田の夏の風物詩ともなりましたが、夏に限らず各種イベントなどに出没して活躍しているようです。HP上では、ババヘラとは、主に秋田県で露天販売されているアイスクリームの一種、およびその販売形態。「ババヘラアイス」とも呼ばれ、また一部地域では「ババベラ」とも呼ばれる。中年以上の女性(おばさん)が、金属製の「ヘラ」を用いてアイスクリームを盛りつけることによる呼び名である。幹線道路そばやイベントの会場近くでしばしば見られる。降雪期を除いた春から秋にかけて販売されるが、一般には夏場に多く出店されていると紹介されています。私は今ではほとんど食べることは無くなりましたが、子供が小さかった頃は道路沿いに車を止めて一緒に食べたものでした。甘みが少なく、食べた後のさっぱり感が好きで、最近ではイベントに来たときに付き合いで食べたのが最後でしょうか。私の住む伏見町内会の盆踊りでも、このババヘラアイスを缶ごと注文して自分たちで盛りつけをして販売しています。通常は200円程度での販売でしょうが、盆お踊りでは半額の100円と安く売って来客者に振る舞っています。1950年頃から続いているというババヘラアイスですが、全国に通用する物が秋田から発進されることは嬉しい限りです。
ページの先頭へ戻る

No,316 #2010年10月14日(木) 「百宅ソバ成長記録5」
収穫を待つ百宅ソバNO,276で紹介したソバも、今では写真のようになっています。心配したことが当たってしまい、丈が思った以上に伸びたことにより倒伏してしまいました。冬が早く訪れる百宅地区では、既にソバの収穫作業が始まっていましたので、今月中にはコンバインでの刈り取り作業が来てくれることでしょう。今年度の転作作物への助成金を確認したところ、収量に関係なく10アール当たり20,000円の助成金が交付されるようです。これに10アール当たり50kgの収量があると、1kg当たり150円で買い取りしてもらうと想定し7,500円になりますので収入は27,500円になります。支出というとNO,267でも書いていますが、ソバの種子が10アール当たりで3,000円、化学肥料が1,000円がかかります。それに刈り取り作業を委託する集団「三稜会」へ、10アール当たり8,000円の作業料金と乾燥調整料金が2,500円程度支払うことになります。支出の合計が14,500円となりますので、収支で13,000円が黒字のように見えますが、田圃を耕起して種子を蒔いて覆土する作業を考えるとどうなんでしょう?それも、20,000円の助成金があるのでナンとかやっているようなもので、この助成金が減額されていったらソバの作付け面積は減っていくことでしょう。鳥海地域では85ヘクタールのソバの作付け面積がありますが、何も作付けされない耕作放棄地の防止のためにもソバの助成金は確保してほしいものです。
ページの先頭へ戻る


No,315 #2010年10月13日(水) 「遊学舎で講座を」
ファシリテーター養成講座10月9日(土)の午後1時半からは、遊学舎において「ファシリテーター養成講座」が開催されましたので参加してきました。私は初めて聞く言葉であったファシリテーターとは、参加者の声を中立的な立場で収集し、全体を合意形成に導く役目を持った人で、単なる司会や進行役ではなく、その場にいるみんなが平等に意見を言え、より民主的に建設的に学習や話し合いを進めていくことが大切です。そのためには、参加者の緊張を解きほぐして和やかな雰囲気で、場を進行させていく能力も必要となるそうです。当日は参加費500円を支払う講座のせいか、約20人ほどの参加者は真剣に講師の話を聞いていました。会議を始める前には、ちょっとしたゲームを取り上げて参加者同士を和やかにすること、意見の強い人を抑え黙っている人を促す。また、行き詰まったときは回り道するように課題をかみ砕く・・・。など、3時間での講座では参考になることが多々ありました。職場や各種団体、サークルなどで会議等を開催するときに役立てればいいなあ〜と思いながら会場を後にしました。次回は11月13日(土)、14日(日)の2日間続けて開催されますが、私は行けるか決まっていません。興味のある方は、これからでも参加できるようなので遊学舎(018-829-5801)に連絡してみてください。遊学舎では、色んな講座や勉強会などを開催して、県民のレベルアップを図っています。皆さんも自分にあった講座を探して見ませんか?
ページの先頭へ戻る

No,314 #2010年10月12日(火 「黒澤明研究会との交流」
サイン入り三船敏郎テレカサークル「山鳩」では、平成22年度由利本荘市地域づくり推進事業補助金の交付を受け「三船敏郎フォーラム」を開催しますが、その一貫として、10月16日(土)の午後1時から紫水館において黒澤明研究会の皆さんとの交流会があります。これは以前から野口会長と連絡を取っていた同研究会に所属している大仙市の草薙さんの紹介で、東京方面から11名の会員の方々が秋田を訪れる機会を利用して鳥海地域を訪問するものです。当日は、お互いの活動の紹介をしてから情報交換などを予定しており、終了後は鳥海町小川にある三船敏郎の父親の生家を視察することにしています。翌日は、大仙市の旧中仙町で黒澤明監督の父親の生家の訪問や両親の墓参りなどが行われます。同研究会では、三船氏の長男の三船史郎さんとも交流をしており、サークル「山鳩」の活動と共通するする部分もあることから、今後も色々な形で交流や情報交換することで活動の幅が広がることが期待できます。今後開催予定の「三船敏郎フォーラム」へのゲスト出演依頼も視野に入れながら、双方の活動内容を確認して行きたいと考えています。平成9年12月に亡くなった三船氏を追悼し、翌年に三船敏郎追悼映写会や三船敏郎テレカ・Tシャツ販売などの活動を始めてから13年になりましたが、また一歩新しい道を歩んでいくような気がします。「三船敏郎フォーラム」の開催日が決まりしだい皆さんにお知らせしますので、是非ともお越し下さい。
ページの先頭へ戻る


No,313 #2010年10月11日( 「全国に誇れる大学」
国際教養大学の大学祭昨日は、秋田市雄和の「第7回国際教養大学大学祭」に行ってきました。前日の飲み会の疲れもあったのですが、ホテルの大浴場でサウナに入って汗をかいたらスッキリしたので、持ち込んだパソコンで事務局の独り言を打ち込もうとしたのですが、メールが送れないようなので止めました。コンビニに寄って朝食用のパンとお茶を購入し、車の中で食べながら国際教養大学に向かいました。時々雨が降るあいにくの天気でしたが、多くの来場者が訪れており大学内は活気に溢れていました。学生の送迎のため玄関までは何度か来ましたが、大学内に入るのは今回が初めてでした。今年のテーマは「AIU大航海時代〜Open the Gate〜」で、7つの海で繋がった世界中から集まったAIUの学生と地域の方々が、一致団結してAIUの新時代の扉を開き大海原へ飛び出していく様子をイメージしたようです。国際教養大学の偏差値は東京大学と同じ程度だと聞いていますし、この就職難の時代にもかかわらず100%の就職率を誇っていることもあり、オープンキャンパスを兼ねた大学祭には全国各地からの受験生も訪れていたようでした。幸い、中嶋学長の講演を聴くこともでき、またモンゴルの料理も味わってきました。いつもお世話になっているAIU秋田応援団の鮭汁は、量が多すぎたため煮込むのに時間がかかり残念ながら食べることはできませんでした。全国に誇れる大学が秋田に存在することは、秋田に住む私たちにとっても嬉しいことではありませんか。
ページの先頭へ戻る


No,312 #2010年10月10日( 「東北まちづくり」
集合写真昨日は、東北まちづくりオフサイトミーティング(以下OM)秋田交流会が、秋田市駅前の「心海」で行われました。この会は、町づくりに興味のある公務員、民間企業職員が情報交換しながらアイデアを出し合い、地域の活性化に役立たせようとするものです。このOMに入るきっけになったのは、3月に東京へ行った際に知り合ったノンパの吉野君からの紹介でした。8月17日に山鳩会館を訪れた吉野君は、OMの世話人をしている山形市役所の後藤君に私の話をしてくれたようで、数日後にメールが届いて参加を呼びかけられました。特別断る理由もなかったので参加するのはいいのですが、周りが若い人ばかりだと思い聞いたところ50代もいるとのことで、安心して加入することにしました。加入したと言っても、メールでの情報交換が主体ですので会費もなければ会議もないわけで、毎日数通届くメールをチェックして参考になる活動や情報を頭に入れる程度です。そこで、今回初めての試みとして交流会が開催されたわけです。私は199番目の会員で、現在は220人を超えているそうですが、そのうち秋田県の会員は10数名で今回は9人が出席しました。それに、山形県から後藤さんをはじめ4人と宮城県の1名と14名での交流会となりました。自己紹介やゲームなどで盛り上がり、秋田県の会員をもっと増やそうと誓い合いました。
ページの先頭へ戻る


No,311 #2010年10月09日( 「BRONZE・・・」
モントルーで活躍したブロンズスイスのモントルージャズフェステバルに出演したブロンズの模様が、10月23日(土)の午後1時半から由利本荘市ボートプラザ「アクアプラザ」で行われます。第44回目を迎え、十数万人も動員されたモントルージャズフェステバルでは、世界中の超一流アーティストが出演する反面、無名の素晴らしいアーティストを育てる試みもしています。今回厳しい審査を通ったブロンズは、日本でもほとんど無名な秋田で活動しているグループとして、果たしてどの程度まで通用するのか未知の世界でした。しかし、1曲目の演奏が終わったとたん大きな歓声と拍手が沸き上がり、コンサートが進むにつれ会場が満員になっていったそうです。3000人ほどの客席は全てが無料ですので、気に入らなければいつでも退席することができたのに最後の曲まで立ち去る者はおらず、アンコールの拍手が鳴りやまなかったのですが、終了時刻が決まっていたため応えることができなかったようです。この感動のフイルムコンサート&トークセッションが、10月23日に開催されます。また、11月11日(木)の午後6時半からは「スイス・モントルー凱旋ライブin秋田」が、秋田市文化会館において開催されます。由利本荘市が生んだブロンズを皆さんで応援しませんか?そして、世界で通用するグループになるように期待しましょう。
ページの先頭へ戻る

No,310 #2010年10月08日(金) 「疲れを癒すには…」
相馬さんが描いた鳥海山一昨日の夜は、秋田市の風景画家でこのコーナーにも何回か登場している相馬大作さんが山鳩会館を訪れました。10月17日から31日までの2週間にわたり、ホテルフォレスタ鳥海で個展を開催するための打合せと、それに出展するための絵を描くためのに昨日もポイントを探してデッサンして行ったと思います。彼は性格と一緒で、描く絵も優しさに満ちあふれています。今年の3月に初めて相馬さんの絵を見たとき、県内の若い青年が絵を描いて頑張っていることを知り、また、その絵が見る人を癒してくれるような感じを受け、どんな人か会いたいと思って初めて対面したのが5月2日でした。秋田市雄和で個展を開催しているときで、想像したとおりに若いのに落ち着いたしっかりした方でした。その後、5月下旬に初めて鳥海地域を訪れ山鳩会館に泊まり、翌日から鳥海地域内を取材して描くポイントを決めたようでした。そして出来上がったのが写真の絵で、6月19日の長男の結婚披露宴でお披露目し、長男夫婦に記念として贈ったのでした。相馬さんは既に鳥海地域で数枚の絵を描いていますが、今回は個展のためにさらに何枚かを描いて飾る予定です。皆さんも是非フォレスタ鳥海を訪れて、相馬さんの絵をご覧いただきたいと思っています。もちろん入場は無料ですので、紅葉の法体の滝を見学してからフォレスタ鳥海に向かい、相馬さんの絵と温泉で疲れを癒してください。
ページの先頭へ戻る


No,309 #2010年10月07日(木) 「AB型の人間とはA」
ハサを結う私「□ ボーッとしていると死ぬような気がする。□ だから何かいつも動いている。何かしている。□ 分からない性格って言われる。□ でもその理由の方が分かんないよと思う。□ ものすんごく分かりやすいのにーと思っている。□ だっていつも自然体だから。」AB型自分の説明書の14ページには、このように書かれています。□の部分にチェックを入れるわけですが、AB型の私としてはナンか全部が当たっているような気がしてなりません。特にボーッとしていれない部分は、まさしくその通りで、1年の中で2〜3回温泉施設に入って昼寝することがありますが、それ以外は何かしていないと気が済まない性格です。明治34年生まれの祖母(没)、昭和7年生まれの母は働き者でいつも何かをしています。私の場合は働き者ではなく、何か面白いことができないか思案したり行動を起こしたりしているわけで、自分一人では何もできないので家族や友人、サークル「山鳩」のメンバーなど周りの方々に、いつも迷惑をかけています。それを理解しながらも何かをやりたいと思うのは、生まれ育った鳥海が好きだからで、これからもずーっと好きでいられるように行動しているのが、サークル活動の中で生き続けています。昭和62年から続いている「母子父子家庭への子供たちへのクリスマスプレゼント配布」なども、山鳩メンバーからの発案でした。サークルにはボーッとしていれない人間が多いのかもしれませんが、AB型は私だけかもしれません。
ページの先頭へ戻る


No,308 #2010年10月06日(水) 「喜べない実りの秋」
ハサ掛け風景9月30日に出荷した我が家の100袋(1袋30kg)の米は、残念ながら全てが2等米になってしまいました。これまでカメムシ被害による2等米が一度だけありますが、このように大量に2等米が出たのは初めてのことであり、ショックを隠せない状況にあります。今日も残りの45袋を出荷しますが、同じような結果になるような気がしています。今年の夏は異常な高温が続き、さらに9月に入っても衰えなかったため、稲が高温障害にかかって品質を低下させたといいます。逆に毎年気温が上がらない百宅地区などは、今年の天候が幸いしてバインダーを操作する神さん量、質共に最高の出来だと聞いています。天候に左右される農業にとって防ぎようにないことで、豊作か不作かは当然のことのようにあるのですが、米で生計をた立てている農家にとっては厳しい年になりそうです。10月2日に稲刈りをした古代米の出来が気になるところですが、ハサ掛けされ天日によって自然乾燥したものを、10月16日にハーベスターによって脱穀して袋に入れますが、その後の籾すりをどのようにするか悩んでいます。JAに出荷する米に混ざってしまうと大変なことになるため、同じ機械で籾すりをすることはできませんので、どなたか飯米分だけを籾すりする機械がありましたら連絡願います。10月16日は、大学生以外にも秋田市から数名の参加希望者がありますので、皆さんも是非お越しくださいネ。
ページの先頭へ戻る


No,307 #2010年10月05日(火) 「献血できることに感謝」
献血カード昨日は129回目の献血をしました。秋田県赤十字血液センターの献血車が、私の職場である鳥海総合支所にやって来たためですが、予め市民福祉課の職員から頼まれていましたので予定通り実施しました。献血に来る方を見ますと、いつもの顔ぶれのメンバーが多いようですが、本来であれば病気や何らかの理由があってできない方を除いて、みんなが積極的に実施しなければならないと思います。特に、秋田県の献血者数が低く他県の輸血に頼っている状態だと聞いています。誰しも自分の腕に針を刺されて気持ちのいい人はいないでしょう。身近なボランティア活動が献血であり、誰かのために役に立ったという自己満足がその人へのご褒美です。献血したくてもできない人のことを考えると、健康であることに感謝しながら65歳まで後何回できるかと思っています。今年は既に7回目の献血を実施しましたのでノルマは達成していますが、機会があったらもう1〜2回程度やりたいと思っています。これからも、輸血されるような事態にはなりたくないので、献血することがおまじないのように考えているのですが・・・。
ページの先頭へ戻る


No,306 #2010年10月04日(月  「エコな農業」
畜産農家に運搬する籾殻収穫の秋も後半戦を迎え、鳥海地域の稲刈り作業も終わりに近い付いてきました。我が家の稲刈り作業も、土曜日に実施した古代米の刈り取りで終了しましたが、この後は籾すり作業が待っています。9月30日に初出荷があり100袋を出したのですが、1等米になったのか結果を聞いていないので分かりませんが、品質はいつもより良くないようでした。また、収穫量も例年より少ないように感じました。全国の水稲の作況指数が99で平年並みにもかかわらず、秋田県は94と6年ぶりの不良となりましたので、我が家の水稲の収穫量も例外ではなかったようです。雪解けの春から農作業をはじめ6カ月後に結果が出る稲作は、八十八の手がかかるから「米」という字になるように色んな作業があります。しかしながら、昔から比較すれば機械化が進み、化学肥料や農薬を使用するようになってからは大幅に作業効率は上がっています。その反面、農作業機械が高額になっているなど費用対効果は下がっていることでしょうが、機械化しないと後継者も育ちませんから、農業の方向性は難題ばかりが待っています。話しは変わり、写真は籾殻をナイロンの袋に詰め込んで軽トラックに積んだところで、畜産農家に運んでいきます。牛の敷きワラの役目となって利用されるわけで、昔は米から出る稲ワラは縄やミノ、わら靴、布団の中の材料となって使用されましたし、籾殻は燃やして燻炭として土壌改良材として使用されるなど、捨てられることなく循環しながら利用されるのが農業でした。エコ対策に農業は、欠かせませんよネ。
ページの先頭へ戻る


No,305 #2010年10月03日(  「古代米の収穫作業」
学生さんは稲刈りに夢中昨日は古代米の稲刈りとハサ掛けを実施しました。これはNO,179で紹介していますが、国際教養大学の皆さんが中心となって田植えをした古代米が刈り取り時期を迎えたため、ハサを結って準備してから稲刈り鎌での手刈りの体験をしました。この日やって来た大学生は神さんと安友さんで、田植えのときも参加しましたので稲刈りを楽しみにしていたようで、慣れない手つきで一生懸命に頑張っていました。当初は4人の参加の予定でしたが、次週に国際教養大学の学園祭があることもあり二人だけの参加でしたが、サークル「山鳩」のメンバー4人に「はたちの会」から4人が参加してくれ、さらに近所の方々など17人で賑やかに収穫作業を実施しみんなで昼食をいただきましたました。8アールほどの田圃全てを手刈りするのは時間がかかるため、サークルのメンバーが所有する1条刈りのバインダーでも刈り取りし、それを一輪車で運搬しハサ掛けするという昔ながらの作業のため、人海戦術でやらないとお昼まで終えることができません。何とか作業も順調に進み、11時頃には終えることができました。学生の二人はバインダーでの刈り取りにも挑戦し、大いに楽しんでいました。昼には我が家の母と妻が作ってくれた味付けご飯と豚汁を振る舞い、お腹が空いていたこともあり美味しそうに食べていました。次回は、このハサ稲を降ろして脱穀する作業を実施します。天候に左右されるわけですが、2週間後の10月16日に実施しますので、参加できる方はお知らせ下さい。
ページの先頭へ戻る


No,304 #2010年10月02日(  「タバコ増税」
愛煙者には辛い大幅値上げ昨日から10月に入りました。私には全く関係の無い事なのですが、たばこが一気に値上げになり喫煙者には大変な時代になったようです。たばこを一度も吸ったことがない(そりゃ遊びで吸ったことはありますけど)私は、麻雀をやるときは私以外の3人が吸いましたし、職場では周りのほとんどの方が吸っていましたので、30年前は吸わない私が気を遣わなければならない時代でした。そして現在は逆転し、たばこを吸う方が肩身の狭い時代を迎えていますが、当時では考えられないことでした。風邪をひいたときなど、たばこの煙が喉に刺さるので咳き込むことがありましたし、二日酔いのときなども気持ち悪くなるときもありましたが、自分が煙のないところへ避難するしかありませんでした。今では、喫煙者が喫煙場所を探して四苦八苦していますし、公共交通機関なども禁煙となっていますので喫煙者は辛いことでしょう。酒も麻雀もやる私が何故たばこをやらないかというと、大人になっても何か一つぐらいはやらないものを作ろうと思って、心に決めたのがたばこでした。周りの誘惑にも負けず、これまで50年間たばこを吸わずにきましたので、これからも私が始めることは無いと思いますが、葉たばこ生産農家のことを考えると喫煙者に厳しすぎる対応は慎んでほしいものです。鳥海地域にも葉たばこ生産農家がいますし、たばこの半分以上が税金ですから喫煙者が貢献している部分も見逃してはいけないと思うのですが・・・。
ページの先頭へ戻る


No,303 #2010年10月01日(金)「街頭指導は自らの意思で」
朝の通学風景平成22年9月21日(火)から30日(木)まで秋の全国交通安全運動が実施され、運動実施期間中の9月30日(木)は交通事故死ゼロを目指す日となっていました。鳥海地域では、かなり前から各集落毎に交通安全母の会や交通安全青年部が中心となって、交通安全運動期間中に街頭指導を実施しています。通学する児童や生徒が安全に、そして交通ルールを守って歩いているかをチェックしながら、「おはよう」と声をかけています。鳥海地域のあちこちで見られるこの風景は、由利本荘市内の旧各町においても見られますが、欲目かもしれませんが鳥海地域がダントツで頑張っている地域に見えます。交通安全協会川内支部の事務局(会計)を担当している私としては、鳥海総合支所の市民福祉課がボランティアで公募した街頭指導に、積極的に応募して務めました。その日は雨でしたが、子供たちは元気よくあいさつをしながら通学していました。上伏見集落の交通安全母の会の当番の方と一緒に、午前7時15分から30分間街頭指導を実施しました。勤務時間外ですので、命令を出さない限り職員を勤務に就かせることはできないようですが、今回のようにボランティアでの公募は効果的だと思います。文句をタラタラ言いながら嫌々街頭指導するより、やる気のある者が自ら進んで実施した方が遥かに効果的だと思いませんか?





ページの先頭へ戻る
Copyright (C) 2010 Circle YAMABATO. All Rights Reserved.
inserted by FC2 system