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事務局の独り言【2010年2月】
このコーナーは2009年12月からスタートしました。開始以来毎日更新しています!



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1日〜10日 11日〜20日 21日〜28日



No,088   #2010年02月28日(

今、東京の上野のホテルにいます。金曜日の夜行に乗って本荘駅を出発し、昨日の朝7時頃に上野に到着しました。
上野では、私たちの到着を待ちかまえているかのように、カメラやビデオカメラを向けていました。カメラを持っている一人に聞いたところ、私たちが乗った「あけぼの」が珍しい列車だそうです。寝台列車そのものが珍しいのか、古い列車で珍しいのか聞かないでしまいましたが、注目されている列車であることは間違いなさそうです。
この列車を利用して、秋田に来てもらうキャンペーンでもやったら面白いのかなと思いました。
すぐさま、築地へ向かい、娘のお薦めの店に入りました。「魚河岸千両」というこの店は、午前9時から開店のようでしたが、中にお客がいたので20分くらい前に入って、妻と娘はランキング1位の「海鮮ひつまぶし」2,100円を、私は気を遣って第2位の「築地の三色丼」1,900円を頼みました。「ひつまぶし」は、1回目はウニを寄せて海鮮丼として半分食べます。2回目は、ウニを全部にまぶしてウニご飯にして、その半分を食べます。3回目は、残りのウニご飯にだし汁をかけてお茶漬け風にして食べるという、一度で3回の味を楽しめる海鮮丼でした。
少しだけ味見をさせてもらいましたが、気を遣わないで注文すれば良かったと思いました。結局ビールを2杯飲んだおかげで、支払いは私がするハメになりました。
その後、築地の玉子焼き「丸高」で働く同級生の菊地正行と会い、お土産をどっさり買って宅急便で送りました。
午後からは娘のアパートを探して回りましたが、秋田では車の移動がほとんどですが、東京は電車での移動のため歩きが多く疲れてしまいました。今日も、これからアパートを探しに出発します。


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No,087   #2010年02月27日(

由利本荘市鳥海町には、鉄道が走っていないので駅舎はありません。隣の矢島町には、由利高原鉄道の終点である矢島駅(写真上)があります。昭和60年に国鉄矢島線の廃止に伴って、第三セクターとして由利高原鉄道が引き継ぐ形で鉄道を存続させました。もともと矢島線は、本荘と雄勝町院内を結ぶ「院本線」の構想の中で、最初は本荘と由利町前郷を結ぶ鉄道として開業しました。そして、前郷から矢島までを結ぶことで矢島線として営業を始めました。当時の鳥海村の人々は、今度は我が村まで鉄道が来るだろうと心待ちにしていましたが、当時の矢島の人々の中には鳥海村まで延伸することに反対していました。その理由は明快です。最初に前郷までの鉄道だった頃は、前郷は終着駅として人の往来や物資運搬の拠点として、大いに繁盛しました。旅館や商店など、賑やかなことだったでしょう。それが、矢島まで延伸したことで、その賑わいは一気に冷めていき、矢島がその主役の座を奪うことになったのでした。その事実を知り尽くしている矢島の人々は、鳥海村まで延伸すれば同じことが起こると想定し、延伸することを快く思っていない方々が少なくなかったようです。そうしているうちに時代は流れ、鳥海村を経由して雄勝町院内っまでの構想は陰を潜め、現在のように鉄道の走らない町となってしまいました。たらればはタブーなのでしょうが、もしも本荘と院内が結ばれていたら、矢島線の廃止はなかったでしょうし、当時の由利郡と雄勝郡を結ぶ大切な鉄道として、高校生の通学やお年寄りの通院に大いに利用されていたことでしょう。目先のことだけを考えて、将来を棒に振るようなことだけは避けたいものです。※写真下は、矢島の手づくりマップです。駅舎は、町の憩いの場としても利用されているようで、羨ましい限りでした。

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No,086   #2010年02月26日(金)

「継続は力なり」私の好きな言葉のひとつです。どんな小さなことでも、長く続けていくことで大きなことに発展して行くことがあります。30年前の私たちサークル「山鳩」のメンバーの中に、これだけ長く活動が続くことを予測した者がいたでしょうか?昭和53年、成人式をきっかけに集まった仲間でサークル「山鳩」をつくり、仕事が終わってからバレーボールの練習をしたのが最初の活動でした。そして、ボーリング大会の開催や町駅伝大会への出場などスポーツを中心にした活動から、一人暮らし老人宅の除雪奉仕作業や弁当配布、母子父子家庭へのクリスマスプレゼント配布、老人福祉施設行事への協力などボランティア活動にも取り組みました。そして、町制施行を記念して開催したジョギングの集いの開催、三船敏郎フォーラムや滝田洋二郎監督との交流会、知的障がい者との交流及び自立支援事業など、最近ではイベントや地域活動にも参画するようになりました。今回、これら長年の地域活動が認められ「元気な由利の郷づくり表彰」を昨日、受賞してきました。由利地域振興局で開催された授賞式では、サークル「山鳩」を含め4団体と1学校が表彰され、終了後に記念撮影(写真上)が行われました。その後、各団体の代表が活動紹介を実施(写真下)してから懇談会に入りました。行政が開催するイベント、公演などは無料のため、地域住民がお金を出してまで興業に行く週間が無いこと。行政が主導して開催するイベントの時代は終わり、住民自らが発想して自発的に開催するイベントに予算を計上すること。各団体、組織が開催する行事などを単発ではなく、連携を取りながら繋がりを持って実施することなどを提案しました。この受賞の祝賀会は、鈴木鳥海総合支所長をお迎えし、2月27日の午後6時から開催します。

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No,85   #2010年02月25日(木)

昨年の暮れに、初めて訪ねたのが「市民活動センター・市民交流サロン」です。秋田駅のアルヴェの3階にあるこの施設は、ミーティングスペースの提供や活動へのアドバイス、市民活動の啓発やスキルアップの講座の開催、市民活動に関する情報提供などを行っているようです。ここで利用したいと思ったのが、A1サイズのコピーができることで、ポスターを1枚から作製できることは、私たちサークルにとって非常に有り難いことです。イベントを開催するときの告知には、ポスターが有効手段でありますが、印刷会社に依頼すれば枚数が多く値段が高いのが問題でした。カラー1枚で800円という値段は、これを一気にクリアすることができるのです。そして、私がこの施設に初めて入って思ったのが、とても入りやすい雰囲気があることで、職員の方々も優しく対応してくれました。どこの馬の骨か分からない私に対して、親切・丁寧に施設のことを説明してくれたのでした。職員なら当然のことなのかもしれませんが、その当然のことをやれない職員が案外多いのにビックリします。由利本荘市では、全職員を対象に礼節マナーの講義をはじめたようで、昨日の魁新聞に掲載されていました。今更と思いながらも、やらなければならない状態であることを認識したことは良かったと思っています。市役所行ったときに気がつくのが、あいさつをしない職員が多いことです。自分がしないのに、子供にはどうやって躾をしているのか聞きたいものです。あいさつは基本中の基本で、特に、朝のあいさつは一日をスタートするためのバロメータのようのものです。あいさつをしても返って来なかったり、こちらからあいさつをしない限りしない方をみると、一日いやな思いで終わってしまうことがあります。通学する子供たちの「おはようございます」の元気な声が、今日も一日頑張ろうという気持ちにしてくれます。

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No,084   #2010年02月24日(水)

豪雪地帯の鳥海町にあっては、除雪や排雪にかかる予算も半端ではないようで、除雪機械の維持管理費や人件費、燃料費など1億円を超えるそうです。反面、農業をしている方が冬期間の仕事が無いので、30人近い人を雇用できる職場としての機能も果たしており、過疎化が進む鳥海地域にあっては、冬の生活道路の確保と共に大切な役割を担っています。昨日、鳥海総合支所の排雪作業(写真上)が行われていましたが、雪の降らない地域から見れば、無駄な金を投資しているようにしか見えないでしょう。しかし、冬期間を生活していくためには除雪は欠かせない事業であり、無くてはならないものです。鉄道も走っていないので、移動の手段を車にしか頼ることができない鳥海地域は、除雪態勢が整っているからこそ安心して住むことができます。早朝に出勤する方や深夜に出勤する方など、雇用形態が複雑化している現在の勤務状況でも、安心して仕事に出かけられるのは、しっかりした除雪態勢が整備されているからです。もしかすれば、忘れがちな地味な仕事かもしれませんが、道路を走りながらでも除雪された道路を改めて眺め、感謝の気持ちを持って走らなければならないのかもしれません。温暖化が進み、雪の量が少なくなってはいますが、道路除雪をしなくてもいい時代は来ないと思いますので、これから先も行われる事業だと思います。サークル「山鳩」では、一人暮らし老人宅の除雪奉仕作業を30年間続けていますが、私たちサークルのメンバーが一人暮らしになったときは、誰が除雪に来てくれるのでしょうか?

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No,083   #2010年02月23日(火)

現在午前4時半ですが、テレビではバンクーバーオリンピックのジャンプ団体が行われています。1回目を終わって第5位で、メダルには十分手が届く位置にいます。さて、昨日は、平成22年2月22日という珍しい日で、マニアには記念すべきに一日だったようです。私は特に気にしていなかったのですが、午前中に書類に日付を書いたら2が5個並ぶことに気づきました。また、昨日の早朝は冷え込み、鳥海山がきれいな姿を現したので、思わずカメラを持ってポイントに出かけました。青い空をバックに、白い姿の鳥海山は、冬の私たち地域のシンボルであり、誇りです。その姿を偶然にも記念すべき日に撮影したのは、全くのラッキーでありました。鳥海山を撮影に来る方は、県内外から多くいると思いますが、私たちのように、いつでもどこでも撮影できるところに住んでいる者を、羨ましく思っている人もいるのかと思うと、ちょと嬉しくなってしまいます。鳥海山があるが故に豪雪地帯になっているのですが、鳥海山から得る恵みも豊富にあることを忘れてはなりません。どちらかというと、悪いことだけを取り上げるのが秋田県民性だと感じていますが、プラス思考で行くことが重要だと思っています。現在5時15分、残念ながら、ジャンプ団体は5位に終わってしまいました。後は、浅田真央が出場するフギュアスケートを楽しみにするだけかな?いや、女子カーリングも頑張ってほしいなぁ。

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No,082   #2010年02月22日(月)

由利本荘市鳥海町は、秋田県の中でも豪雪地帯の部類に入ります。雪が降ると家に閉じこもりがちになるので、2月の一番寒い時期に外に出て、運動不足の解消と集落内の親睦、融和を図りながら明るい町内会にしようと、昨日、「第39回伏見町内会冬季スポーツ大会」が開催されました。この行事は、鳥海町の各集落で実施されていましたが、最近は少子化の影響で中止している集落も少なくありません。豪雪地帯だからこそ、雪に負けないように雪を利用した行事を開催することは、とても大切なことだと思います。それも、行政の力を借りずに町内会が主催することに、大きな意義があると思っています。なんでも行政に頼ろうとする時代は終わり、自らの手で自らが考え自らが行動する時期が来ました。それはむしろ、住民自らのアイデアで町づくりが行われることに直結し、本来の「自治」のあり方だと思っています。私たちサークル「山鳩」は、30年間にわたり色んな活動を実施してきましたが、39回を迎えたこの行事にはかなわないし、追いつくこともできません。「継続は力なり」という言葉がありますが、正しく続けることに意義があると思います。全部で14のプログラムがありましたが、およそ100人が集まって約2時間にわたって行われ(写真上はミカン拾い)、終了後は、行事があると必ず実施する反省会で大いに盛り上がります。2月第3日曜日に開催するこの恒例行事は、豪雪地帯である鳥海町には、なくてはならない大切な行事だと思っています。
※注:ビールの空瓶は2人だけで飲んだものではありません


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No,081   #2010年02月21日(

このところ雪が降らない日が続いて楽をしていたのですが、一気に真冬に戻ったような天気に見舞われてしまいました。昨日の早朝5時に、秋田市を出発したときは雪が全く降っていなかったのですが、旧由利町まできた頃にすごい雪が降り出し(写真上)、7時頃に鳥海に着いた時は20センチほどの積雪があり、まだまだ降り続いていました。4時頃から降ったため除雪車も走っていないので、道路は車が走りにくい状態になっていましたし、非常に滑りやすくなっていたため、国道から左折して市道に入ろうとしたのですが、曲がりきれずまっすぐ行ってしまい、もうちょっとで雪の壁に衝突しそうになりました。雪道に慣れている私でさえ、このようなことがちょくちょくあるのですから、雪の少ない地域から鳥海へ向かう際は注意が必要です。午後から雪の多い直根地区に行く機会があったので写真を撮影(下)しましたが、私の住んでいる川内地区(伏見:鳥海総合支所付近)と比較すると2倍近い積雪で、小型除雪機(200万円相当)を持っている世帯がほとんどです。寒冷地手当というものが公務員にはあるそうですが、雪の少ない本荘や西目などの地域には無かったですが、合併して由利本荘市になったことで一律支給されるようになったそうです。本荘や西目の公務員で、小型除雪機を持っている方はいないと思われますが・・・。由利本荘市のように、秋田県で春が一番早く訪れる地域と一番遅く訪れる地域があり、気候や風土が全く違う地域が合併した場合、両者が理解し合うには時間が必要なのではないでしょうか?

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No,080   #2010年02月20日(

私の定年退職までは、後10年あるものの健康でなければ60歳まで働くことはできません。また、色んな事情で定年まで勤められずに、退職する場合があると思います。昨日、私と同い年で仕事上お世話になった方が退職するということで、秋田市の飲食店での送別会に出席してきました。同居している息子に、2人目の子供が生まれるということでの退職なので、うらやましい限りの退職でした。32年間の職場にピリオドを打つ心境は、今の私には知るよしもありませんが、10年後迫っている退職のときに、このように集まってくれる方がいるのだろうかと心配になりました。写真は電車で1人が帰ってからの撮影のため、8人しか写っていません。せっかくの送別会なのに、解散する直前に慌てて撮った写真なので、皆さんかなり酔っています。2時間飲み放題コースだったので、しっかりと生ビールをたらふく飲んできました。料理もそこそこでしたし、ワインも飲み放題だったので、良心的な店だったと思います。店の名前は、ホテルメトロポリタン内にあるダイニング万葉です。洒落た店で、落ち着いた雰囲気の割には価格も手ごろでした。飲み放題があれば、幹事は楽ですから…。駅前のホテルですから、飲んでから帰るにも都合がいいし、また利用してみたい店でした。いつかは経験しなければならない退職を、定年で終えるも良し、定年前で終えるも良し、本人が納得して退職すれば関係ないことなのです

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No,079   #2010年02月19日(金)

秋田市に行く機会はなかなか無いのですが、行ったときに寄るようにしている施設の中に「遊学舎」があります。長男が秋田市内の大学に入学したときですから、約8年前に遊学舎の存在を知り、長男の宿に行く機会が多くなると思い、遊学舎内にあったロッカーを借りたのが最初の利用でした。また、その当時もサークル活動をしていましたので、県内の地域活動の情報を得るにも、いい場所だと思っていました。そして昨年、サークル「山鳩」設立30周年記念式典並びに祝賀会のPRをするため、久しぶりに遊学舎を訪ねた際に一人の青年と知り合いました。その青年は、NPOまつりのイベントカレンダー担当者で、私たちの行事をそのカレンダーに掲載することを提案してくれました。何年か前から開催しているようでしたが、全く初めてのことで、どの程度の効果があるかも分からずに、1000円を支払って掲載することにしました。そして、9月13日に開催された「’09NPOまつり」にも参加し、鳥海りんどうやトルコギキョウを持っていきPRしました。10月18日に開催したサークル「山鳩」設立30周年記念式典並びに祝賀会には、その青年夫婦をはじめ4名の遊学舎関係者の参加をいただきました。そして今回は、あきたスギッチファンドのプレゼンテーションを受け、知的障がい者との交流および自立支援事業が採択を受け、鳥海地域に知的障がい者の作業所の設置へ向けて、大きな一歩を踏み出しました。今後とも、お世話になることでしょうが、よろしくお願いすると共に、秋田県内の地域活動団体の拠点として活躍することを期待しています。
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No,078   #2010年02月18日(木)

私の兄弟は2人で、3歳上の姉が東京に住んでいます。左の写真のどちらが姉だと思いますか?先日、高校受験対策事業の子供たち9人へ、無事合格するように、湯島天神のお守りを送ってもらいました。御礼に、互理楽の足あとを2枚と米を5kg、そして知的障がい者交流事業の資料を送付しました。兄弟と言っても離れているので、用事が無い限り連絡することはありませんが、今年の正月に帰ってきたときに、サークル「山鳩」のホームページのことを教えたら、毎日のように見ているそうです。私が何をしているの分かるので、兄弟の連絡には好都合なのかもしれません。サイトを個人的に使用しているつもりは無いのですが、結果的にはそうなっているのかもしれません。ところで、どちらが私の姉でしょう。体系的に見ると、右の方だと思うでしょうが、実は右です。いや、間違いました。左が私の姉です。正月に、久しぶりに幼なじみの同級生二人が揃ったので、私の家に遊びに来たときにシャッターを切りました。今は東京にいますが、小さい頃は前の家なので、私も一緒に遊びました。特に、花札はよく遊びましたね。ミカンの皮をめくって、一房一房分けて同じ量を分配してから花札をします。負けたら、そのミカンを勝った相手に渡して遊びますが、正月の恒例行事として、冬休み期間中に夢中になってやった記憶があります。
40年以上前のことですから、私も歳をとったものですね。4月からは、娘が大学を卒業して東京に行きますので、温かく見守ってほしいと思います。


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No,077   #2010年02月17日(水)

私たちの街は、大自然に恵まれた田舎ですが、都会から来た方々が喜びそうな風景は、いつでもどこでも発見することができます。住んでいる私たちには何気ない景色でも、自然に飢えている都会の人は、気に入った景色に魅了されカメラに納めて、帰宅してからゆっくりと感慨に浸っていることだろう。この自然こそが大きな武器となる時代が、早足で近づいているように感じています。農家民宿、農家レストラン、農業体験などのグリーンツーリズムが、少しずつ全国に浸透しており、ブームになりつつ気配を感じているからです。実は、3月14日(日)に山鳩会館を会場に、秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会が主催する研修会が開催されます。グリーンツーリズムに興味のある方であれば誰でも参加できる研修会ですが、募集人員が10名と少ないようです。内容は、鳥海地域で農家民宿を実施している開墾の里の鈴木和子さんの発表と、鳥海百宅そばの手打ち体験と試食、そしてフリートークとなっています。終了後には、希望者による懇親会も予定されておりますので、是非、参加していただければ幸いです。ところで写真ですが、昨日の夜明けに矢島から戻る際にガスがかかっていたので、絵になると思い撮影したものです。右上に白く横長に見えるところが、矢島スキー場です。この日は、気温が下がり冷え込んだため、朝日が登ることによって気温が上がり霧がかかったのだと思っています。何気ない普段と変わらない風景でも、意識を変えて見てみると、感動する景色に巡り会えるのかもしれません。

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No,076   #2010年02月16日(火)

私が住んでいる集落には約35軒ほどがありますが、最近、犬を飼うお宅が増えています。原因は良く分からないのですが、一人で散歩しているより犬と一緒ならカモフラージュできるから、ダイエットには最適なのかもしれません。実際、痩せたと言っている近所の人がいますので実証済みです。犬と一緒に散歩する姿を見ると、私は何故か憧れてしまいます。40年ぐらい前に、私の家でも犬と猫を飼っていた時期があります。その頃は、牛や豚、鶏なども飼っていましたので、賑やかだった記憶があります。もっと前は、馬も飼っていました。農耕用と山から木を引くときや、矢島から荷物を運ぶときに利用していました。話しがそれてしまいましたが、写真の犬は5〜6年前から鳥海総合支所(旧鳥海町役場)に住み着いた、通称「シロ」と呼ばれている野良犬です。矢島から鳥海総合支所の間をエサを求めて歩いていましたが、最近は、年老いたせいか行動範囲は狭くなったようです。鳥海総合支所にはシロにエサを与える数名の有志がおり、自腹でエサを買って与えているのです。どう見てもかわいくもない、どちらかというと不細工な犬ですが、命ある限り生きてほしいと思う気持ちが、そうしているのかと思っています。人間にしたら80歳ぐらいだそうなので、もう寿命に近づいているようです。1年に全世界では100万人が、日本では3万2千人が自殺しているそうですが、シロのように逞しくねばり強く生きて行くことが大切なのかもしれません。

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No,075   #2010年02月15日(月)

昨日は、忙しい一日でした。農林業センサスのことで電話あり、8時に待ち合わせをしてチェックを終えたら、伏見麻雀大会にメンバーが足りないので来られないかと誘いがありました。午後から抜けることを条件に参加し、半チャン2回を終えたら昼になり、モーグルの上村愛子の滑りを応援しましたが、残念ながら4位という結果になりました。午後1時過ぎには、矢島スキー場を目指して出発。「ブラボー中谷のマジックショー」の状況を視察しながら、3月13日の興業の件を確認しました。帰る途中、ホテル・フォレスタ鳥海に寄って風呂に入りました。日曜日とあって、宴会や風呂に入る方々で一杯でしたが、私はツルツルするこの温泉が大好きです。サウナに入って、汗をかいてからの露天風呂も最高です。残念ながら鳥海山は見えませんでしたが、温まった身体を冷やしながらの露天風呂は贅沢に思えました。再び伏見会館の麻雀大会に向かおうとしましたが、事務局の独り言を管理人にメールしていないので、「ブラボー中谷のマジックショー」のことを送信してから、5時頃に会場に行きました。もう、大会は最終局面に突入しており、私の出番はありませんでしたので、2局のみで終わった結果は13人中7位でした。久しぶりに伏見若者会主催の麻雀大会に参加させてもらったのですが、ビールを飲みながらのんびりやることもできずに終わってしまい不完全燃焼でした。来年も参加させてもらえたら、是非リベンジを果たしたいと思います。

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No,074   #2010年02月14日(

縁とは不思議なもので、どこで、どうやって結びつくか分からないものです。11月3日の「滝田洋二郎監督を囲む会」で知り合ったブラボー中谷氏と、2月6日の「第6回ハタハタ・マジック・コン親会」で再会し、今日は、矢島スキー場での「由利本荘雪まつり in 鳥海高原」にゲストで招待され、「ブラボー中谷マジックショー」があったので行ってきました。特設ステージの前には大勢の家族連れや子供たちが陣取り、秋田弁丸出しのトークに絶妙のマジックが合わさり、終始笑いの絶えない楽しいステージでした。持ち時間は40分でしたが、あっという間のステージでした。終わってから写真撮影に応じたり、サインを書いたりサービス精神が旺盛で、気取らない態度が非常に好印象を受けました。山鳩会館で3月13日()に予定している「ブラボー中谷マジックショー」でも、鳥海の方々を笑いの渦に誘うことでしょう。今回のステージは、ブラボー中谷氏のご厚意で開催するチャリティのマジックショーで、山鳩会館には多くても60人ぐらいしか入らないので、前売り券だけで対応したいと考えています。詳しくは、今後掲示するポスターやチラシでお知らせしますので、是非ともご来場くださり、楽しいひとときをお過ごしください。

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No,073   #2010年02月13日(

平成4年に職場の先輩から「鳥海町陸上競技協会を立ち上げるので手伝ってほしい」と言われ、高校時代に陸上部だった私は、言われるままに設立総会の準備に取りかかりました。本荘市由利郡には1市10町ありましたが、陸上競技協会が無かったのが鳥海町だけということもあったための設立でありました。7月2日に無事設立総会を終了し、翌年には「第1回オコジョマラソン大会」を開催しましたが、なぜか事務局をやることになってしまいました。鳥海町のマスコットである「オコジョ」を大会名につけ、会員だけによる手作りの第1回マラソン大会は、町内外から228名の選手が参加して盛大に開催しました。その後も、11月3日の鳥海町産業文化祭恒例の行事として定着しました。平成12年からは「第1回鳥海山ハーフマラソン大会」として、会場をホテル・フォレスタ鳥海に移した大会は、「高低差400メートルへの挑戦」と銘打って行われ、県外からの選手を含め400名を超える参加者がありました。この大会の第3回大会のゲストランナーが、オリンピックで銀と銅メダルを獲得している超有名な有森裕子(左の写真:鳥海町陸上競技協会会員と)さんでした。秋田空港まで迎えに行き、途中、本荘で軽い夕食を取ってからフォレスタ鳥海に着きました。その間、約2時間程度だったと思いますが、事務局を担当している私が運転手で、鳥海町陸上競技協会会長が同乗し有森さんと話しをしてきました。有名人らしくない普通の女性という感じで、会話に困ることもなく、その任務を終了することができました。大会後のレセプションにも出席いただき、スナップ写真やサインにも気軽に応じるなど、終始笑顔を絶やさない高感度の方でした。

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No,072   #2010年02月12日(金)

誰にでも、親友といわれる友達がいることでしょう。私にも幼なじみで、現在も親交の深い友達がいますが、千葉県君津市に住んでいるので、電話で話すぐらいになってしまいました。それでも、私が東京に行った際に寄って泊まったり、鳥海に里帰りした際に友達を集めて一緒に飲んだりもしています。左の写真の右から二人目が、親友の佐藤です。事務局の独り言NO,19の写真の右から3人目も、同一人物です。小さい頃は近所でもあったので、遊ぶにも勉強するにも常に一緒にいたような気がしますし、明るいキャラで、いつも周りの人々を笑わせていました。その親友が、このサイトにまだ出演していないのに、不満だそうなので今回しょうがなく紹介します。現在はシーズンオフなのでやっていませんが、野球の審判が趣味になったようで、週末はいつも審判員をかってでているようです。千葉県は、秋田県のように1種2種などの審判員の資格というものがなく、意欲と熱意があれば経験を積みながらレベルの高い野球の審判員をやれるようです。彼も、高校硬式野球の公式試合の審判員もやるようになったようです。一応、秋田県2種の審判員の資格を持つ私としては、すっかり先を越されてしまいましたが、週末は審判員をやるような時間もなく慌ただしく生活しているので、親友が甲子園に立てるように祈るのみです。
因みに、左端は友達の柴田で、川内中学校時代の軟式野球で、柴田が1番、親友の佐藤が2番、そして私が3番バッターで郡市大会を制覇し県大会に出場し、ベスト8に進出しました。


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No,071   #2010年02月11日(

NO,67でお話ししましたが、ブラボー中谷が主催した「第6回ハタハタ・マジック・コン親会」に、伊奈かっぺいさんがいらしていました。私は、帰り際にサークル「山鳩」の名刺を渡して、ホームページを見ていただくようお願いしましたが、かっぺいさんは「私はパソコンをやらないので…。」と、おっしゃいました。見る機会があったら見ていただくようお願いし、その場を立ち去りました。そして3日後、一通の葉書が届きました。サークル「山鳩」事務所の住所に届いたその葉書は、字体を見るなり誰からのものか、すぐに分かりました。そうです、伊奈かっぺいさんからの葉書でした。私は、ビックリと同時に感激し、家族に見せました。裏のイラストは印刷のようでしたが、住所と宛名、添え書きは正しく直筆でした。たった一度だけ名刺を渡しただけなのに、葉書を送付してくれた行為には頭が下がりますし、同じ東北人として誇りに思いますし尊敬してしまいました。伊奈かっぺいさんのステージは、3回ほど見たことがありますが、会って話しをしたのも初めてなのに、葉書をいただき嬉しい気持ちで一杯でした。青森の小さな劇場からスタートした伊奈かっぺいさんは、その独特な話しぶりや話術により一躍メジャーになりました。その頃から知っている私としては、今回の「第6回ハタハタ・マジック・コン親会」によって結びついた縁を大切にし、今後も機会をつくって伊奈かっぺいさんにチャレンジして行きたいと考えています。※3月6日に山鳩会館で開催予定の「ブラボー中谷のマジックショー」は、3月13日に変更する予定です。お楽しみに…。後日HP内でご案内します。

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No,070   #2010年02月10日(水)

私は自宅の中で、毎日じっくり考える時間がある場所は、寝室と風呂、トイレだと考えています。その中で、張り紙をして見ることができるのがトイレです。食事中の方には申し訳ないのですが、毎日10分間程度お世話になる大便所と、1〜2分間を数回お世話になる小便所がありますが、どちらにも目を向けて読める紙を貼っています。「一日一語〜幽石(ゆうせき)の言葉めくり」や「相田みつをの心の暦〜にんげんだもの」、「福沢諭吉の心訓」です。毎日入りますので必ず目につきますし、何気なく読んでしまいますので、知らず知らずのうちに頭に入ってしまいます。次男が小学生の頃だったから10年ぐらい前ですか、福沢諭吉の心訓の一節「世の中で一番悲しいことは?」と問いかけたところ、「嘘をつくことです」と返ってきたのです。まさしくテレビCMと一緒で、毎日流れているCMソングを知らず知らずのうちに口ずさんでいることはありませんか?そうなったCMソングは、ヒット間違いないでしょう。私は小学生の頃、寝室の天井に世界の国旗を貼って、少しずつ覚えようとしたことがありましたが、残念ながら全く覚えることができませんでした。おそらく、すぐ眠くなって覚える時間が無かったのでしょう。私は職場のトイレにも、「節約を心がける」「あいさつはしっかりと」「仕事には常に疑問を持つこと」などを書いて貼ったらいいのにと思っています。私も含め、自分自身への戒めになるから…。

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No,069   #2010年02月09日(火)

私が秋田市に行くのは、仕事も含めて年に20回ぐらいでしょうか?鳥海からだと、高速道路を使用しないで1時間半かかりますので、年に1度も行かない人も結構いるのかもしれません。土曜日に秋田市に宿泊して、日曜日の午前中に時間があったので「アルヴェ」に寄ってみたら、「ブンカ DE ゲンキ 民謡と踊りの競演」というイベントが催されていました。前日には、国際教養大学の学生チームが鳥海地域に伝わる伝統芸能「天神あやとり」や、由利高校民謡部による踊りと唄などが行われていたようでした。私は、土崎の子供たちによる創作民謡の踊りと秋田県民謡協会による踊りの一部を見てから、あきたスギッチファンド公開審査のプレゼン会場の遊学舎へと向かいました。秋田市では、このようなイベントが毎週のように無料で行われており、私のように遠いところに住んでいる者から見れば、うらやましくてしょうがありません。特に、冬になると秋田市が更に遠くなってしまいますので、気に入ったイベントがあってもなかなか行くことができません。しかしながら報道によると、高速道路の一部無料化が予定されているようで、岩城から秋田空港までが対象となるようです。せっかく造った高速道路、利用してもらってなんぼですから、ドンドン利用して秋田市内のイベントに出かけましょう。

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No,068   #2010年02月08日(月)

NO,66に掲載していますが、サークル「山鳩」が、あきたスギッチファンドの30万円コースに応募していた「知的障がい者との交流事業及び自立支援事業」が、昨日のプレゼンティーションを1位で通過し、見事に採択されました。今回のプレゼンにあたり、はたちの会の沼倉代表(奥様にも)には大変お世話になりました。また、スライドショーを使ったPR用のデータは野口会長が作成しました。日頃から行事に参加してくれる山鳩会員のバックアップやはたちの会のメンバーの協力など、多くの力が結集された結果だと考えています。今、スタート切ったばかりのこの小さな事業は、今後大きなうねりとなって展開される予感さえします。とりあえずは、本ファンドへ概算請求の書類を提出し、「互理楽の足あと」のチラシやポスターの作成、はたちの会のホームページの開設を急ぐ必要があります。3月上旬には、市内の直売所や道の駅、宿泊施設、駅の売店などで販売できるようにしたいと考えていますので、皆さんのご協力をよろしくお願いします。1個950円で販売予定の「互理楽の足あと」は、作り上げる手間暇を考えれば、2000円でも安いのですが、購入する方の気持ちも考慮しての単価設定となっています。1個1個丁寧に作り上げる手作り100%の商品で、化学製品を一切使っていないエコ商品としても注目されることでしょう。それよりも今後は、クルミの確保が大丈夫なのか心配しています。

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No,067   #2010年02月07日(

昨日は、今年になって最悪となる天候で、猛吹雪で一瞬何も見えなくなるホワイトアウトにも見舞われる中、ブラボー中谷が主催する「第6回ハタハタ・マジック・コン親会」に、鳥海から8人が出席して楽しんできました。また、ディナータイムも充実しており、お腹を満腹にしてアルコールをいただきながらのマジックは、あまりにも贅沢なイベントだと感心させられました。会場に集まった約300人の観客の中には、タレントの伊奈かっぺいさんや、マジシャンのナポレオンズ、アナウンサーのタカ享子さんなどが混じっており、終始笑いの絶えない楽しいひとときを過ごしました。11月3日の「滝田洋二郎監督を囲む会」で知り合った縁が、今回の参加となったわけですが、イベントの少ない秋田の冬の2月に開催し、秋田の人たちを元気づけようと開催するブラボー中谷さんの活動には、共感できる部分があります。是非この冬に、山鳩会館を会場に「ブラボー中谷のマジックショー」を開催できるように検討中ですが、現在のところ、3月6日(土)の午後6時開宴で進んでいますので、ご期待ください。 全国から集まったミュージシャンの技を、目の前で見られるテーブルマジックショーは、お客と出演者が一体となった企画であり、イベント本来の目的を十分果たしていると感じました。

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No,066   #2010年02月06日(

皆さんは、「あきたスギッチファンド」を知っていますか?秋田市上北手の日赤病院の隣にある「遊学舎」に事務局があります。サークル「山鳩」もそうですが、秋田県内には地域の課題に取り組む市民、団体、NPOの活動が活発になっていますが、資金調達に苦慮していることは否めません。
そこで、その部分に手をさしのべようとするのが「あきたスギッチファンド」で、我が山鳩会館前に設置した秋田県第2号(第1号は遊学舎内)の自動販売機の売り上げ金の一部も、この資金に入っています。実は、明日の午後1時から遊学舎において、第2回「あきたスギッチファンド」公開審査会があり、サークル「山鳩」が出場します。これは、サークル「山鳩」が昨年の11月から始めた知的障がい者との交流事業で、足裏マッサージ板「互理楽の足あと」の商品開発化が有力なため、知的障がい者の自立支援に役立てようと申請したものです。今回は、30万円コースに13団体の応募があり、書類審査を通過した6団体が明日のプレゼンテーションに望むことになりました。プレゼンは、平成18〜19年の「三船敏郎フォーラム」以来3年ぶりになりますが、はたちの会(知的障がい者と保護者の会)の沼倉代表と二人で、活動の趣旨を熱く語って是非とも難関を突破したいと考えています。もしも、この事業が採択されれば、鳥海地域への障がい者支援事業所の設置への期待がふくらみ、知的障がい者を持つ保護者の長年の夢に向けて、新たなスタートを切ることができるでしょう。


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No,065   #2010年02月05日(金)

体重や体型を気にしている方は、全国に山ほどいることでしょう。毎朝、テレビショッピングでダイエットのコマーシャルが流れていますが、「あのように痩せられればいいなあ〜」と、思う気持ちは分かりますが、そんなに簡単に痩せることは困難ではないでしょうか?私も、昨年の4月から「レッグマジックマシーン」という健康器具を購入し、現在も挑戦しています。確かに、一時的に痩せて下半身が鍛えられたのですが、冬になったら元に戻ってしまいました。それでも、下半身の強化は進んでいるので、野球人の私としては、痩せなくてもトレーニングには最適と思い、現在でも毎日続けています。続けられる秘訣としては、ヒゲ剃りをしながらやれること。風呂上がりに、髪を乾かしながらやれること。と、いうように、毎日やらなければならないことに、セットしてやることは苦にならないし、あえて時間を作らなくてもいいからです。体重が80キロを超え、ウエストが95センチを超える私は、昨日、医療機関でメタボリックシンドロームの指導を受けてきました。その際の改善策に、運動を増やすことと食事の改善が上げられました。それで、最近は寒くてやらなかった風呂上がりの「レッグマジックマシーン」の実施と、マヨネーズをハーフカロリーに切り替えるかドレッシングに変えること、そして晩酌のビールをカロリーゼロに変えることを指導されました。これによって、ウエストを6センチ減らすという計画になっています。誰のためでもなく、自分自身のための計画ですのでナンとかクリアするために、皆さんにお知らせした次第です。私に会ったら、あいさつ代わりに言ってください。「毎日続けてる」って・・・。

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No,064   #2010年02月04日(木)

リンゴといえば、青森県というイメージが強いと思います。由利本荘市でも西目や鳥海で、リンゴの栽培が行われています。出荷数量では青森には負けるのですが、味では決してひけをとらないぐらい美味しいのが、鳥海のリンゴだと思っています。その理由としては、面積が小規模なため手をかけて丁寧な栽培ができること、日当たりの良い斜面を利用し堆肥を投入していること、リンゴに適した土壌であることなどだと思っています。その鳥海のリンゴを使用したワインの発表会が、昨日、ホテル「アイリス」で行われ、120人ほどの参加者が味わいました。その名は「アップルワイン鳥海」で、さわやかな口当たりとさわやかな甘みで、女性が飲みやすいようなアップルワインだと思いました。鳥海産のリンゴで、ふじと王林を使用しており、甘みと香りを楽しみながら、いくらでも飲めるフルーティーなワインに仕上がっていました。岩城の(有)天鷺ワインが手がけたワインで、これまでのプラムワイン路線から脱却した新製品の発表は、由利本荘市最南端の鳥海と最北端の岩城を結ぶことになりました。鳥海から岩城までは、およそ50キロメートル。由利本荘市が合併してから5年目を迎えたものの、お互いを知り合える機会は、なかなかありませんでしたし、思ったこともありませんでした。面積が広大な由利本荘市だからこそ、旧町がきめ細やかな連携を取りながら歩んでいくことが、今後更に大切になることでしょう。

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No,063   #2010年02月03日(水)

秋田県内には、27カ所の道の駅があるそうです。そのうち由利本荘市には5カ所あり、その中で鳥海地域にある道の駅が「清水の里・鳥海郷」です。国道108号沿いにあるこの施設には、農産物直売所と加工所、レストラン、多目的広場がありますが、私が、このレストランで大好きなのが、担々麺です。そして、いつもお土産に買うのが松皮餅です。そのほかにも、鳥海リンゴは甘みが豊富で人気があり、このリンゴを使用したワインが2月3日に発売開始となります。是非とも試飲いただきたいと思いますが、私も本日の発表会に行ってご馳走になってきます。花の時期は終わりましたが、「鳥海りんどう」は有名になり昨年には1億円を突破しました。野菜や山菜の時期も終わっていますが、農家が大切に育てた野菜は安心で安全。山菜は、全くの無農薬栽培なので更に安全。お米は、清らかな水によって育てられ、1農家の所有面積が約1ヘクタールと小規模なため、きめ細やかな栽培をできることが美味しい米に結びつきます。野菜や山菜の加工品も豊富にあり、1年中をとおして陳列棚がカラになることはないようです。米の値段が安くなり農家の経営を圧迫していますが、その分を補うことができる直売所の役割は、今後益々大きくなることでしょう。日本人が食べる物の中国産離れが進めば進むほど、それは増大していくことが考えられるから・・・。

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No,062   #2010年02月02日(火)

鳥海地域には、番楽と獅子舞を伝承する13講中と獅子舞を伝承する4講中があり、これを総称して「本海番楽」と呼んでいます。毎年8月16日には、獅子まつりを開催して伝統の舞を披露しています。私が住む伏見町内にも、獅子舞を伝承する「伏見神楽獅子」があり、60代から20代までの12人による講中で受け継がれています。微力ながら、私もその一員となっていますが、父の後を継いで入会した次第です。以前は、講中の世襲として長男が後継者として入会していましたが、最近では若者の減少が顕著にあらわれており、興味のある若者にも声をかけて入会してもらっています。さて昨日は、伏見神楽獅子の伝統行事として「道切り」が行われました。これは2月1日に、伏見町内の住民を病害虫や災害から守るために、伏見町内に入ってくる道の6カ所で獅子舞を舞うものです。雪は降りませんでしたが、夜間は非常に冷え込んだ寒い日で、笛と太鼓、鉦を担当する者は、手がかじかんで大変でしたが、獅子頭を担当して舞う者は、大汗をかいて大変そうでした。約1時間で終了して、最後は講中員の家にお邪魔して払い獅子を舞いました。昔は、2月1日から2日間がかりで、伏見町内の約100軒を獅子舞で回って歩いたそうですが、省略するために「道切り」を実施したようです。その「道切り」も、いつのまにか途絶えたのですが7年前に復活させ、現在も継続して実施しています。「継続は力なり」・・・伝統を守っていくことは、地域を支えていくことに直結します。

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No,061   #2010年02月01日(月)

昨日は、サークル「山鳩」が結成当時から続けている一人暮らし老人宅の除雪奉仕作業を実施しました。予め、由利本荘市社会福祉協議会から対象者を絞っていただき、直根(ひたね)地区2軒と笹子(じねご)地区1軒の3軒を実施しました。山鳩会館に8時半の集合時間に集まったのは、男子9人と女子3人の12人で、除雪班は3班に別れ、女子は昼食兼反省会の準備に取りかかりました。会員が所有している除雪機械を軽トラックに積んで対象者世帯に向かいますが、豪雪地帯の鳥海地域の中でも直根地区は格別に雪の多い地区で、積雪量はおよそ1メートル50センチです。屋根から落ちた雪に覆われ、住宅全体が「かまくら」状態になっている世帯では、土が見えるぐらいまで掘り下げて雪を飛ばしました。例年より少ないとはいえ、高齢者にとって除雪作業は重労働です。3軒とも、お婆ちゃんで「いや〜、助けてもらっだなあ。まんず、入って休んでけれ。おめだ、どごの人だぢだ。」と、終了後には会話を交わしてから帰ります。3軒が終了して昼食を食べるころは、1時半にもなっていました。女性会員が作ってくれたカレーライスとキムチ鍋、そして懇親会用にオードブル2皿を前に、まずは労をねぎらいビールで乾杯。なんといっても、ボランティア終了後のビールは格別で、晩酌の3倍ぐらいは美味しく感じます。これがあるから、ボランティアは止められない。この日は、由利本荘市ケーブルテレビの取材もありましたので、加入している皆さんは是非ご覧ください。2月3日、18:30放送です。






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