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一人暮らし老人宅の除雪奉仕作業の様子
S54.55(2回).56(2回)58.59.60.62年 H5.6.7.8.10年〜

除雪ボランティアを始めた頃は、スコップとスノーダンプでの人力作業でしたので、1軒に2〜3時間程度かかりました。そして、汗をかいたこの後の反省会(酒飲み会)が楽しみでした。
ここの家は、車を降りてから30分以上歩かなければ着かない場所にあり、スノーダンプとスコップを担いで山を越えてたどり着くような所です。除雪に行ったのですが、「飲み水が来なくなってしまったので、なんとがならねが」と、懇願され、家の裏山から引いている沢水(入水)をパイプをたどりながら、穴を掘っている様子です。家から200メートルぐらい離れたところに、水源がありサンショウウオが泳いでいました。サンショウウオはきれいな水に住む生き物です。朝8時に集合してから出発して、除雪と水源の確保が終了したころはお昼もとっくに過ぎていました。そこのお婆ちゃんが気を遣ってうどんを煮込んでくれましたが、水源のサンショウウオの姿が頭を横切り少し戸惑いながらも、せっかく作ってくれたものなので、鍋一杯に作った既にのびきったうどんを美味しくいただきました。あのお婆ちゃんの「本当にえがった。助けでもらった」の言葉は、今でも私たちの活動を支えています。






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