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サークル「山鳩」が、あきたスギッチファンドの助成事業の本ファンド30万円コースに応募していた「知的障がい者との交流事業及び自立支援事業」が、2月7日(日)に開催された公開審査会で見事1位を獲得し、採択されました!!
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【事業内容について】 |
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【事業名】
知的障がい者との交流事業および自立支援事業 |
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【実施機関】
平成22年4月1日〜平成23年3月31日
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【事業目的】
鳥海・矢島・由利の知的障がい者とその家族で構成する「はたちの会」は、13世帯が加入し野菜の直売や加工品の販売を実施するなど独自の活動を展開しています。しかしながら、知的障がい者の自立支援には程遠く、働く場が求められております。授産施設のある本荘地区までは遠いため、保護者からは鳥海地域内への受け入れ先を必要とする声が強くなっていました。 |
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【事業内容】
鳥海地域で働く場を求めている知的障がい者2人を雇用し、独自の製品を開発して生産し、販売まで行います。独自の製品とは、知的障がい者でもやれる作業で、胡桃の殻を半分に割ったものを杉板に足の形に貼り付けるもので、市販されている足つぼマッサージの「エコ版」と考えています。胡桃の殻は「はたちの会」から大量に出ますし、杉板は製材所から安価で手に入れることが可能です。既に、昨年の11月から試作品に取り掛かっていますが、使っていただいた方からは好評を得ていますし、購入を希望する方も現れています。しかしながら、これを販売し採算が取れるようにするまでには、広告宣伝費などの初期投資が必要となることから、今回の申請に至った次第です。販売先としては老人福祉施設や温泉保養施設、ホテル、旅館をはじめ個人の方々を考えており、広く使用していただけるようにPRに努めます。 |
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【成果・目標】
知的障がい者(児)の保護者の精神的な負担と、経済的負担を軽減できることが最大のメリットです。また、知的障がい者2人の雇用の場の確保と、養護学校に通う知的障がい児の今後の受け入れ先として期待されています。今後は、空家でも利用して独立した作業所を手に入れ、新たな製品の開発にも取り組みながら会社化していくことが目標です。 |
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【事業体制】
サークル「山鳩」が事業の道を切り開きますが、それを走るのは「はたちの会」の皆さんです。サークルでは、知的障がい者との交流事業をとおして学んだことを実践し、軌道に乗るまではお手伝いしますが、実際に活動し運営するのは「はたちの会」と考えており、既に両者の中で意思の疎通は図られております。 |
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【事業終了後】
「はたちの会」との交流は、末永く続けていきたいと考えており、特に製品の販売には少なからず関わっていきますし、製品開発にもアイデアを提供します。また、サークルの従来の活動も実施していくことから、「はたちの会」からのお手伝いも期待しているところです。今後は、双方の活動をとおしながら交流を図り、一般市民の方々にも受け入れられるような活動を計画したいと考えています。 |
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